LOADING

FASCIA 「肩こり=肩を揉む」は間違い?筋膜のつながりを考えた肩こりアプローチ

FASCIA

こんにちは。埼玉県さいたま市岩槻区にある「整体Re.Life」です。日頃から肩こりに悩んでいる方の多くは、「肩が凝っているから、肩をマッサージすれば良いんだよね?」と思いがち。でも、実はそれだけだと根本的にスッキリしないケースが多いんです。今回は、肩こりの原因となる“筋膜のつながり”についてお話しします。肩だけを揉むアプローチとの違いを知ることで、より早く・再発しにくい肩こりの解消を目指しましょう!


肩だけを揉んでも改善しづらい理由

肩こりが「肩だけの問題」でないワケ

肩こりというと、どうしても「肩周辺の筋肉が凝っている状態」と捉えがちですよね。もちろん、同じ姿勢のまま仕事を続けたり、重い荷物を持っているうちに肩の筋肉が疲労し、血流が悪くなってしまうのは大きな原因のひとつです。
しかし、私たちの身体は筋肉だけではなく、筋膜・関節・内臓・神経などが複雑に絡み合って機能しているという事実を忘れてはいけません。肩を揉んでもすぐに元に戻ってしまうときは、他の部位に原因が潜んでいる可能性が高いのです。

筋肉と筋膜の違いとは?

肩周りの筋肉をイメージするとき、多くの人は「三角筋」や「僧帽筋」など、いわゆる“筋肉そのもの”を想像するのではないでしょうか。一方、筋膜とは筋肉を包み込む膜状の組織で、全身を張り巡るネットワークのように存在しています。
よく「ボディスーツ」と例えられるように、筋膜は身体のあらゆる部位をつなぎ合わせ、情報をやり取りしています。そのため、肩の筋膜が張っている場合、実は背中やお腹、脚の筋膜の状態も影響を受けていることが少なくありません。


筋膜のつながりが肩こりに及ぼす影響

肩と腰は隣同士?全身が連動する筋膜ライン

筋膜にはスーパーフィシャル・バックラインアームラインなど、いくつもの「筋膜ライン」が存在するとされています。肩こりでよく注目されるのは、背中から腰、そして脚までを縦につないでいるバックライン、または首・肩・腕を結ぶアームラインなどです。
たとえば、腰の筋膜が硬くなると肩にまでテンションが伝わり、結果的に肩こりを引き起こすことがあります。つまり「腰痛持ちだから腰にだけフォーカスする」のではなく、肩こりが改善しない場合にも腰の状態を見直す必要があるのです。

巻き肩や猫背も筋膜が原因?

多くの肩こりの方は「巻き肩」や「猫背」の姿勢を持っていることが多いです。これは胸側の筋膜が縮こまってしまい、背中側とのバランスが崩れるため。背中だけをほぐすのではなく、前面の胸やお腹の筋膜をリリースしてあげることで、より早い姿勢改善が期待できます。
筋膜は一部が硬くなると、ほかの部分にも影響を及ぼすという特性があるので、局所だけをケアするのではなく、全身を広い視点で見ることが大切なんですね。


なぜ筋膜リリースが有効なのか?

筋膜リリースで得られるメリット

  1. 血液・リンパの流れが改善しやすくなる
    筋膜が柔軟になると、周辺の血管やリンパの循環もスムーズになり、老廃物の排出が促されます。
  2. 神経伝達がスムーズになる
    筋膜が硬くなると神経を圧迫したり、誤作動を招くことも。リリースすることで筋肉や神経の連携がスムーズになります。
  3. 姿勢が整いやすくなる
    胸や背中、腰、さらには下肢の筋膜などを広範囲にアプローチすることで、身体全体のバランスが整い、肩こりも軽減しやすくなるのです。

「脳神経トレーニング」と合わせるとさらに効果的

整体Re.Lifeでは、筋膜リリースを含む手技療法だけでなく、視覚・前庭・固有受容感覚といった神経システムへのアプローチ(脳神経トレーニング)も重視しています。
なぜなら、いくら筋膜を緩めても、脳が誤作動を続けていると、また同じように肩に力を入れてしまうからです。脳神経トレーニングで“誤作動のクセ”を減らしながら、筋膜リリースで全身を調整することで、肩こりの根本的な改善が見込めるのです。


肩こりに効く!筋膜リリースのセルフケア例

ポイントは「やりすぎないこと」

セルフケアとして筋膜リリースを行う場合、フォームローラーやボールを使った方法などが有名ですよね。

  • フォームローラーで背中をほぐす
  • テニスボールを床に置いて肩甲骨周りを刺激する
    いずれの方法も、短時間で痛気持ちいい程度を目安に行ってください。過度な圧は逆効果になることもあるため注意が必要です。

背中と同時にお腹もアプローチ

肩こりがひどい人ほど、背中だけでなくお腹(腹筋側)の筋膜も硬くなっている場合があります。
たとえば、仰向けで寝転がってテニスボールをおへそ周辺に軽く当て、少し圧をかけながら左右に揺らしてみると、最初は「少し痛いかも?」と感じる人も多いでしょう。これは筋膜が硬くなっている証拠。
お腹を優しくリリースしてあげることで、背骨の可動域が広がり、肩周りへの負担が軽減されることがあります。


整体Re.Lifeが考える理想の肩こり改善ステップ

STEP1. 脳神経トレーニングで誤作動を減らす

肩こりの原因が筋肉や筋膜だけにあるわけではなく、“脳の誤作動”からくる場合も多いです。まずは視覚や前庭(バランス)、固有受容感覚を正常化するアプローチから始めます。これを「脳神経トレーニング」と呼んでおり、根本的な誤作動を改善していきます。

STEP2. 運動療法で全身を強化

次に、適切な運動療法で身体の使い方を見直します。いくら筋膜をリリースしても、普段の姿勢や動作が乱れていると、すぐ元に戻ってしまいます。体幹や肩甲骨周りの筋肉をバランスよく強化し、“肩にだけ負荷がかからない身体”を目指しましょう。

STEP3. 手技療法で筋膜リリース&内臓調整

最後に、手技療法を用いて筋膜や関節、内臓をより丁寧に調整し、ストレスや緊張をほどいていきます。肩だけでなく、全身を包括的に整えるからこそ、再発しにくい環境が作れるのです。


「岩槻 整体」をお探しなら整体Re.Lifeへ

埼玉県さいたま市岩槻区(東岩槻駅北口から徒歩30秒)にある整体Re.Lifeでは、肩こりの原因を「筋肉」「筋膜」「神経」「内臓」「心(ストレス)」など幅広い観点から分析しています。ただ肩を揉むだけでは改善しづらい慢性肩こりも、脳神経トレーニング → 運動療法 → 手技療法の3ステップでアプローチし、根本改善を目指します。

こんな方におすすめ

  • マッサージに行ってもすぐに肩が凝ってしまう
  • デスクワークが多く、肩や首が常にガチガチ
  • 猫背や巻き肩で、姿勢も良くしたい
  • 運動やセルフケアの方法を知りたい
  • 埼玉県の岩槻エリアで、整体を探している

まとめ

肩こりは、必ずしも「肩を揉むだけ」で解消できるとは限りません。筋膜は全身をつなぐネットワークであり、肩以外の部位の硬さが肩こりを引き起こしているケースが多々あります。さらに、神経系の誤作動や普段の姿勢・動作のクセも大きく関係してくるため、総合的なアプローチが必要不可欠です。
もし「ずっと肩を揉んでるのに良くならない……」と感じているなら、ぜひ一度、筋膜のつながりや神経システムを見直してみてください。整体Re.Lifeでは、脳神経トレーニングと筋膜リリースを組み合わせ、今まで楽にならなかった肩こりを根本からサポートいたします。あなたの肩こりも、全身調整で改善の糸口が見つかるかもしれませんよ。


店舗情報

  • 店名:整体Re.Life
  • 電話番号:080-1220-1423
  • 住所:埼玉県さいたま市岩槻区東岩槻1-2-1
  • アクセス:東岩槻駅北口徒歩30秒
  • 営業時間:10時〜20時
  • 定休日:火曜日

「岩槻 整体」をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。全身をトータルに整え、あなたの肩こりを根本から改善へ導きます!

ホーム » スタッフブログ » 「肩こり=肩を揉む」は間違い?筋膜のつながりを考えた肩こりアプローチ